-だったら、詳しく教えてあげるわ…
あの風のフォレットたちが帰る時に先を競うのはね、
一刻でも早く、ノルウェーの妖精に風を結んでもらいたいからなのよね…
それが済んだら、世界中を旅するの。
そして、他の風とカップルになって、空気の精、ほこりや砂のトルニショ-、
エルフの擬人族など…
エノ-の風やスニ-の…
コロロベッチ、嵐のコルナンドゥエなどが生まれるの。
だから、ノルウェーの妖精に早く会うために競うのよ-
「なんだか、又不思議の国のアリス…の世界みたいだ。
それにしても、イタリアから生まれた風が、ノルウェーへ行く…
そして、ノルウェーの妖精に会うなんて〃
おまけに風を結んでもらいたいからなんて〃
ああぁ、もうわけがわからない〃
どうして…こうなるわけ」
-でも、イタリアもノルウェーの妖精のことも、ほんとうなんですもの…
理解できそうにない…の。 でも、ほんとうのことなのよ-
鳩は、困ったみたいだ。
今度も、丸い目をよけいにクルクルさせていた。


