圭介が、風のフォレットたちが集まっている洞窟に…一歩近付くたびに、
圭介の心臓がギュッ ~と… まるで、わしづかみされたようになった。
そうなったとしても、一歩でも近付かないと駄目…
地球の海にもどれないからだ。
『僕の心臓がもたないよ〃でも我慢しないと…
しかし、いったいどうなるのかなあ~
あのすざましい風の音が、僕を飲み込もうとしているみたいだ。
あの洞窟の前に立つなんて、絶対無理だ!
だとしたら、僕はどうすればいいんだろうね… 』
すると、又例の鳩さんが…
-圭介〃
怖がらないで、私がついているじゃないの〃
大丈夫よ、あの洞窟に集まっている風のフォレットたちが帰る時に、
巻起こす風に乗れば帰ることが出来るわ-
「ええっ〃そんな…
巻起こす風に乗るなんて、
そんな、怖いこと出来ないよ〃
だって、あの風の音が聞こえないの〃
とんでもない風の音だよ〃 巻き込まれたら、どこへ行くのかわからないよ。
地球の海に出られるとは限らないからね」


