-例えば、良い風は…
優しい風は気持がいいし、季節風を連れて来て、にわか雨を降し畑を潤す。
それから、花びらをまいたり、蝶を踊らせたりね。
それに、船の帆を膨らませたり、風車を回したりね。
悪い風は荒々しい風だわ。 竜巻を起こしたり、嵐を呼ぶ、
それから、冬の厳しい寒さを運んで来る。
残忍なことを平気でするわ。
ざっと…風のフォレットたちのメニューはこんなところでしょうか-
鳩の長~い 説明が続いていた。
「わかったよ。ほんとに大変だなあ…
考えて見ればいろんな風があったんだよね。
まあ、よくそんな場所に…いろんな風のフォレットたちが集まったもんだ。
さて、どうなるのかなあ… 僕が近付いても大丈夫なのだろうか」
-大丈夫ですよ〃
いいえ、近くに行かないと地球の海へは、帰ることができないわ〃-
「ええっ、理由はそれなの…風のフォレットたちが、僕のためになる? 」
-ええそうよ〃
風のフォレットたちが役目をするのよ-
鳩の目が又よけいにまあ~るくなっていた。


