圭介が驚くのも無理はない。気の遠くなるような話だから…
時空空間を通り抜けた場所にいるかもしれない。
世に言う第四次元、いやこれは第六次元に相当するかもしれないからだ。
大宇宙の大きなスポットだ。そんな場所にいた船からついさっき降りたばかりである。
『もう振り返るのはやめよう…あの中心の白い物体に引き戻されそうだからね』
圭介は又歩き出していた。
まだかなり離れている、あの白い光りが漏れている場所へと…
船から降りたった場所も岩場だが、その場所からはかなりの距離があるのに…
岩場が続いていて、所々に突出ている岩がある。
その岩の先は鋭くて、つまずいたら、痛くてひとたまりもなく、怪我をすることになる。
圭介は、慎重に歩いて行く…でも、辛うじて月明かりだけが頼りだから、足元もおぼつかない…
気だけがあせりだしたが、 それは無理〃
とても、長い時間がかかるだろう。


