『白い光り…
あっ、あれだ〃
ほんとうに、あそこに見えている。
でもいったい…どうなっているのやら。
近くに行かないと、よくわからない。
だから、このまま歩いて行くしかないのだろうね。
鳩の言うとうりにしてみよう。それしかないのだから』
又、圭介の気持を読み取った鳩は、優しい声でこう言った。
-圭介♪
心配しているのね。
でも大丈夫よ、私がついているじゃないの〃 -
「ありがとう♪
感謝してるよ。
でもねえ~
そう言ってくれてもねえ、
不安はつのるばかりだよ。君のように、宇宙を飛べるわけじゃないからね 」
それを聞いた鳩は、丸い目をよけいに丸くさせて…
-あっ、そうだったわね〃 無理もないことね。
じゃあ、教えましょう、あの光りの正体を…
あの光りは、太陽の光りが漏れているのよ。
岩の隙間からね。
あの岩は、幾重にも重なっていて、屏風のようになっているの。
不思議な場所とでも言うのかしら、とにかく神々しいところだわ-
「じゃあ、その場所から…地球への道、突破口があるの〃
どうなの、教えて下さいよ〃」
圭介は必死だ、天下分け目の窮地に立っていた。


