ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love



だから、気持が良いわけがなく、逆で気持が悪い。


しかし、これも我慢しないと、たどり着くことはできないのだ。



とうとう、船の甲板に着地した。エタロンは、甲板の上を優しくギャロップしていた。




-旦那さま、わかっていますよね。


このまま、すぐ降りてしまったら駄目なのを〃-




「わかっているさ〃
例の、お祈りだろ。


三回すれば、良かったんだよな〃


でも、しばらくはこのままでいるさ〃」



-旦那様、冗談はよして下さいよ。


あっしは、このままだと… 潮の満ち引き番人の役目を外されてしまいやす。



それでは、あまりにも神様に面目無いことでやすから、

どうか、あっしに例のお祈りをしてやって下さい。
お願いでやすから〃-



エタロンは必死に盾髪を振りながら言っている。
馬上の圭介は、その毛を優しく撫でながら…




「今度は、この前と違って反対なんだね。


この前は、このまま僕を背に乗せていたいと言っていたのにね。



わかっているよ、エタロン〃
待っておいで、今からお祈りを始めるから、
安心しろよ〃」



そう言ったかとおもうと、圭介は、お祈りを始めた。