ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love



「さらば…父さん〃

又、会えることを楽しみに待っていて下さい。


それっ〃走れ。
思いっ切り走るんだ。


そうだ、その調子だ〃
うまいぞ…いい調子だ。


お前…もしかして僕のことを知っていたのかい。


何故ってね。

僕の手綱が無くても、呼吸が読めるみたいだから〃」


たしかに、圭介のことをよく知っているように思えた。


圭介が、実際には手綱が無いのに、あるようにして…

合図を送ると、そのことをよく聞き分けて白馬は駆けている。



圭介が、思いのままに念じただけで、思うように駆けてくれている。



だんだんと白馬の足は速くなっている。


お終いには、目にも止まらぬ速さで駆けていた。



ハヤブサのごとくとは…
このようなことを言うのだろう。



白馬の疾走は、果てることなく続いていた。


しかし、この白馬は時を越えて、どこからかやって来たのだ。


だから、得体は知れない…
でも圭介は、白馬に聞こえるように、耳元に声をかけてみた…