ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love




-圭介 〃
心配するでない。


息子、いや私には孫だが、 碧(ヒカル)は元気だ。


圭介が見たという息子の姿は、まやかしだ。


あの魔女が手に持っていたのは、海藻なのだ。


圭介は、魔法にかかっていたんだ。その海藻が息子の姿に見えただけなのだ。



君は、あの魔女と話をしただろう。だから、魔法にかかったのだ。



話しかけられても、返事をしてはいけない。


黙って、あの魔女の目を見入るようにして、


一秒とて、目をそらすでない〃 -



「僕は、知らずにいちいち答えていました。


そんなことを知っていたら、一言も言わないでいたのに〃


あの女の思うつぼでしたね。


今から思うと、腹が立ってきましたよ。
悔しいですね〃



じゃあ、お父さん〃
現実の妻の啓子のことは、どう理解したらいいのでしょう」


圭介も必死だった…
なんとか、解決したいからだ。


父親が神様のように思えてきた。だから…すがりつくように言った。