「そうでしょう。
やはり、あの時、たしかに僕が退治したんですよね〃
なのにねえっ〃
どうしてなのか…です」
-そうねえ、じゃあ少し時間を下さい…
女神さまに、相談してきますから…
心配しないで、明日の夜には戻りますから〃 -
そう言い終わると、鳩はどこかへ飛んで行ってしまった。
圭介が、呼びとめようとして、
「アッ、待ってぇ………」
と言いながら、身を乗りだしたとたん…
我にかえっていた。
そう、夢から覚めたのだ。
目覚めた圭介は…
時計の針が真夜中の三時をさしていたのだが、
とても、不思議だった。
確か寝ようとしたのが、二時ごろだったから、
あれから、たった一時間のあいだに…先程の夢を見ていたのだ。
長い時間が経過しているような、感覚だった。
『まあっ、いいや…
これ以上考えても、無駄だろう。
鳩さんが言っていたように、明日の夜には会えるのだから… 』
そう自分に言い聞かせていた。


