叔父が言うのには、圭介が運転していた車に、
国道の反対車線を走って来たトラックが激突した…
それも、真正面からぶつかったらしい。
命があるのは…奇跡だと… トラックの運転手の居眠りが原因だった。
よくあることだが、まさか自分がそんな憂き目にあうなんて、
いやっ、記憶がないから、あっていたなんてと、言うべきだろう…
自分に記憶されているのは、自分は、仕事を終えて小絵のところへと向ったこと…
途切れている記憶を繋いでいく…息子の碧に早く会いたくて、
慣れない、近道を急ぎ走っていた。幼い息子はよけいに可愛くて…
夜も更けていたのに、海の向こうの別荘へ急いだ。
ヨットハ-バ-に到着する直前ではなかった


