ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love



-私をこうも侮辱したうえは、この惨めな私は…


怨みを返してやりたいと思ったのだ。


つまり、復讐の女神と成り果ててしまったのだから…

土地には毒を吐きかけて、 心臓からの滴り落ちる血は、

そのあたりを生まず女にし、そこいらは枯れ果て、


黴を生えさせよう。そうしたら、ついには子種をからしてしまうのだ。


だからこそ、子供を生むなんてもっての他、許せない〃-



「ちょっと待ってよ!
でもそれは、ずっと昔のことだろ〃


なのにどうして、今なのかい。理解できないよ」



-わからないの、ほんとうに無神経な人ね。


私は復讐するために、あなたと結婚したのよ。


もう逃げられないわよ。
あなたは、この子を助けるために死ぬのよ。


いいの、もう小絵を愛することも、息子の碧を抱くことも出来なくなるのよ〃-


「しかたがないじゃないか、君がそんなにも復讐したければ…


そうしたまえ!
存分に気の済むまでやりたまえ」


結城は妻の啓子にそう言った。


『いよいよだな…
しかたがない、闘おう』


結城は心に堅く誓っていた。