その上、押しつけられた結婚だから、反抗をし続けるのである。
やがて、女神ヴィ-ナスは浮気を始めるのだが…
相手はハンサムだが、頭の弱い男だ。
その上、不倫というのに子供を何人か生むという、
あきれることをやってのけたが、結果は…
夫がしかけた罠にはまり、大恥をかいたのである。
不倫の相手と真っ裸になり、交合し抱き合ったところを、網をかけられたのだ。
そして、二人はそのままの姿で天界へと運ばれ神々の前へ…
神に懲らしめられた二人は逃げたのだが、
ヴィ-ナスは生まれ故郷のキプロス島へ…
相手のアレスはトラキアという、北方へ逃れた。
すると、女神ヴィ-ナスは不倫の元祖ということになる。
その上、愛と平和、美の女神だとは驚くなかれである。
小絵だって結城とは不倫ということになる。
その上、子供まで生んでいるのだ、女神とピッタリだが…
小絵は結城を心から愛しているし、平和を望んでいる。
だから、小絵は結城にこのままでいいからと言っている。
結城に対しての愛である。 結城に子供のことを認知などさせたとしたら、
妻の方も黙ってはいまい。
小絵は、このままで事を荒立てずに、静かに待っているだけでいいと想っている。
しかし、小絵が思っているような平和とはなり得ないことが、起きようとしていた。


