「ええっ………
僕の子供を生むって、ほんとうなの!


僕の子供はいるんだよ…
妻との間に……そりゃ大変だあ………


いったい、僕はこれからどうなるんだろう… 」



“母神のムネモシュネさまが、おっしゃるんですから大丈夫よ…


心配しなくても、全てが自然になっていくわ♪


だから、小絵を大事にしてやってね… ”



「ああぁ………わけがわからないけど、


とにかく、君のようなニンフに会えて楽しかったよ♪


お礼を言うよ………
ありがとう君に会えて♪ 」


“さ…よう…な…ら… ”
いつの間にかレモンのニンフは消え去っていた。