そんなわけで、小絵は-
同じ下宿人からは、

きっと、あきれられている と、思う-


それに、三日に一度だけと言っても…


小絵を一晩中離さないのだから、もう、クタクタ〃


でも、そんなルカをちょっとだけ、疎ましくて -


別れようと、思ったりも -する小絵なのに、


判で捺したように、ルカがやって来た時には-


人肌恋しくて、そんな考えは、とっくにどこかへ-


置き忘れてしまっていたから、あきれるばかり-


全く、男女の間のことは- 不思議なもので


始末が悪いから、
小絵も、自分ではどうしようもない-


そんな小絵は、今朝もマンマが作ってくれた朝食を-

全部たいらげてしまいました。


すごい食欲だ!
さぞかし、お疲れだったのね … ♪ …


「グラツィエ〃
マンマ ♪♪♪ 」

そう言うと、サッサと自分の部屋へと戻って行った。

かなり古びた木の階段は- ギィッ〃………ギュッと、

三階にたどり着くまで-
音がするのにね?