結城の言うように、かなりの量のごちそうである。
イタリアの人の胃袋は、
とてつもなく大きいのであろう…
-どうぞ、結城様…
ゆっくりと召し上がってくださいませ♪
そのうち、目の前の断崖の家‥々の明かりが…
少しづつ点いていきますのよ!
そのかわいい家々が、さらに可愛く見えていきますわ-
「ありがとう♪
いろいろと気を遣わせて… すみません。
でも、ほんとうに夜になれば、きれいだろうね…」
結城の言ったとうり、夜になれば、
さらに美しく輝いていく
アマルフィの海は真珠だ。
そして、このポジタ-ノの瀟洒な町も真珠のように、 きらめいてくる。
このテラスから、このアマルフィの海を眺めるために、
世界からセレブ達が、ここへやってくるのだから…
でも、今の季節は大丈夫… セレブ達は夏のバカンスに集まって来るのだ。
今の季節はすいている…


