魔女の瞳Ⅵ

「認めないっ!」

サリィは『風刃』の魔術で腹部を貫く石柱を切断!

業の炎に身を焼かれつつも着地した。

そんな彼女の前で。

「      っ!」

私は『雷槍』の魔術を行使!

その雷の槍はサリィではなく、私の体を貫いた。

…その様を見て、サリィが息を飲む。

「メグ…貴女まさか禁呪を!?」

察しの通りだった。

深々と胸に刻まれる貫通痕。

それは寸分の狂いもなく、私のデッドゲイトの紋章を貫いていた。

「サリィ、貴女も紋章を貫きなさい」

禁呪発動に必要な魔力の制御を行いながら、私は告げる。

「私は躊躇なく異界の門を開けるわよ。この禁呪に対抗できるのは、同じ禁呪しかない…それとも私の禁呪を受けて、貴女一人で黄泉路へ旅立つ?」