『魂の入っていない人間』。
そう称されるほど、人形師・天羽蘭花の作る人型は精巧だ。
事実、お母様さえ修内太が人型になっている事は見抜けなかった。
そして私も、修内太本人さえも。
人型なのに人外化の魔術まで影響してしまうとは、まさしく人間そのもの。
「じ、じゃあ…」
「はい」
蘭花は頷く。
「魂さえまた移し変えれば、修内太さんはまた人間の肉体に戻れます」
「……」
ヘナヘナと、その場に座り込む。
同時に零れ落ちるのは、涙。
とめどなく溢れる、涙。
…修内太は、人間に戻れる。
人外にはなっていなかった。
また、あの熱い心の少年に戻れるのだ…!
そう称されるほど、人形師・天羽蘭花の作る人型は精巧だ。
事実、お母様さえ修内太が人型になっている事は見抜けなかった。
そして私も、修内太本人さえも。
人型なのに人外化の魔術まで影響してしまうとは、まさしく人間そのもの。
「じ、じゃあ…」
「はい」
蘭花は頷く。
「魂さえまた移し変えれば、修内太さんはまた人間の肉体に戻れます」
「……」
ヘナヘナと、その場に座り込む。
同時に零れ落ちるのは、涙。
とめどなく溢れる、涙。
…修内太は、人間に戻れる。
人外にはなっていなかった。
また、あの熱い心の少年に戻れるのだ…!


