今の誰だったんだろう… 今の言葉… 信じていいのかな そもそも 私が白うさぎに会いたいというのを知ってるなんて可笑しい。 白うさぎのことは兄弟にも親にも誰にも言ってないのだ あの人は…何かを知ってそうな予感がする… 私は藁をも縋る気持ちであの言葉を信じてみることにした そして、満月の日は一刻と近付いているのだった .