一週間…
長いようで短い時間はあっという間に過ぎていった

私は外出禁止令が解けるとほぼ毎日あの湖に向かった


道は頭では覚えてはないが足が覚えているのだろう
気がつくといつの間にか湖に着いていた




毎日、毎日
朝方から夕方になるまでずっと湖を眺める私。


飽きないのかとか
暇な奴とかバカにされたりもした。



でも私は
使命感のように湖まで足を運び、眺めるしかなかったのだ


.