「ああ。行こう」


「約束ね」


「わかった」


キスが下りてきた。


「愛してる、美和」


「私も、愛してる」


「おやすみ」


「おやすみ、龍矢」


龍矢の香りに包まれて、私は朝までぐっすり眠った。


「んっ・・・」


目を覚ますと、もう朝の8時になってた。


「龍矢?」


隣に龍矢はいない。


「美和、起きたのか?」


「うん」