秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

キスをして、起こす。


「龍矢?」


「ただいま」


「おかえり」


美和は俺に、ニッコリ笑った。


それから俺に、抱きついてきた。


「龍矢だ」


「俺は俺だ」


「ぎゅってして」


「ああ」


抱きしめてた腕に、少しだけ力を込める。


「夕食まだだろ?一緒に食べよう」


「うん」


美和を抱き上げて、寝室を出た。


「龍矢」