秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

「あっ、ただいまです。なんで、ここに?」


「龍矢様から連絡があったので」


「龍矢から?」


「美和を迎えに行って欲しいと。疲れてるだろうからって」


「えっ、すみません。迷惑じゃ・・・」


「そんなことありません。帰りましょうか」


「はい」


結城さんは、私が持ってた荷物を車に積んでくれた。


「修学旅行はどうでしたか?」


車を運転しながら、結城さんが私に聞いた。


「海、すっごいきれいでした」


「そうですか」


「あっ、お土産も買ってきたんでもらってくれますか?」


「ありがとうございます。喜んで」


あっという間に、家に着いた。