沖縄は、とにかく珍しいものばかりだった。
食べ物も、水族館の魚も。
生えてる植物も、キラキラ光る海も。
また来たいなって、思った。
そのときは、龍矢と二人で。
「午後3時に、またこの空港に集まってくださいね」
「はーい」
龍矢の声に、みんなバラバラに動いてく。
「由衣、何食べる?」
「何食べるって、もう食べ物?」
「だってあんまり時間ないから、有名な食べ物は食べとかないと」
呆れた表情で、私を見る由衣。
「美和の頭の中は、食べ物しかないの?」
「いいじゃん、別に」
「いいけどさ」
食べ物も、水族館の魚も。
生えてる植物も、キラキラ光る海も。
また来たいなって、思った。
そのときは、龍矢と二人で。
「午後3時に、またこの空港に集まってくださいね」
「はーい」
龍矢の声に、みんなバラバラに動いてく。
「由衣、何食べる?」
「何食べるって、もう食べ物?」
「だってあんまり時間ないから、有名な食べ物は食べとかないと」
呆れた表情で、私を見る由衣。
「美和の頭の中は、食べ物しかないの?」
「いいじゃん、別に」
「いいけどさ」

