秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

「いい加減慣れろよ」


「むっ無理」


龍矢は、俺の裸って言おうとしたんだよ。


「どうして、水着着たの?」


「海だから」


龍矢から、当然の答えが返ってきた。


「そうだけど。じゃなくて・・・」


「なんだよ」


「眼鏡も取ってるし」


「はっきり言えば?」


「だっていつもの、三木先生じゃないから」


「ふーん。要は心配だったわけ?俺がモテちゃうんじゃないかって」


そう言ったら、美和の顔がカーッと赤くなった。


「女子に囲まれて心配だった?」


小さく美和が、うなずいた。