秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

龍矢のその笑顔に、ホッとしてる自分がいた。


普段の龍矢を知ってるのは、私だけ。


先生って仕事をしてるとき以外の龍矢は、誰にも知られたくない。


意地悪なところも、優しいところも。


全部、私のもの。


口をゆすいで、砂浜に腰を下ろした。


近くでは、クラスの子たちがビーチバレーをしていた。


「美和も入ろうよ」


由衣が私を誘ってきた。


「由衣行って来て。ちょっと疲れたから、休憩」


「そう?じゃあ、行ってくるね」


しばらく、ビーチバレーの様子を見てた。


ふと海の方に顔を向けると、龍矢が海から出てくるところだった。


少し長い髪から、ポタポタと水が滴ってる。


髪をかき上げる姿を見て、かっこいいと思ってしまった。