秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

「すっごい、きれい!」


「うん」


海の水が太陽の光に反射して、キラキラ輝いてる。


まさか、こんなに早い時期に海に入れるなんて思わなかった。


足を一歩踏み出す。


少しだけ冷っとした水が、とても気持ちよかった。


「美和、おいでよ」


先に海に入った由衣が、私を呼んだ。


「うん」


パシャパシャと音をたてて、海に入る。


「気持ちいい~」


ジリジリ照り付ける太陽に、冷たい水がとても気持ちよかった。


一足早い、夏を感じた。


「ねっ、先生たちも入るみたいだよ」


「えっ?」