心の中で、欲しいって気持ちと持って帰れないって気持ちがぶつかってる。
「諦めよう」
どう考えても、りゅーちゃん並のこれを持って帰るのは無理だ。
「残念・・・」
私が肩を落としたとき、誰かに腕を引かれた。
「えっ?ちょっと・・・」
館内は少し暗くて、誰だかはっきりわからない。
「龍矢?」
私の声に、腕を引っ張っていた足が止まった。
「よくわかったな」
すっと眼鏡を外して、こっちを向いた。
「だってこんなことする人・・・」
その後の言葉は、キスで言わせてもらえなかった。
「ちょっ、誰か来る」
「大丈夫」
「諦めよう」
どう考えても、りゅーちゃん並のこれを持って帰るのは無理だ。
「残念・・・」
私が肩を落としたとき、誰かに腕を引かれた。
「えっ?ちょっと・・・」
館内は少し暗くて、誰だかはっきりわからない。
「龍矢?」
私の声に、腕を引っ張っていた足が止まった。
「よくわかったな」
すっと眼鏡を外して、こっちを向いた。
「だってこんなことする人・・・」
その後の言葉は、キスで言わせてもらえなかった。
「ちょっ、誰か来る」
「大丈夫」

