秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

私に意地悪な笑顔を向けた。


「おいで」


「うん」


龍矢に手を引かれて、ベットに座る。


後ろから龍矢に抱きしめられた。


「旅行はどうだ?」


「ん。楽しいよ」


「ほんとか?」


龍矢が私の顔を覗き込んできた。


「うん。ほんとだよ」


「じゃあ、明日からはこの部屋は使わなくていいな」


「なんでそうなるのよ!」


「だって、俺が居なくても平気なんだろ?」


「誰もそんなこと・・・」


言ってから、しまったって思った。