秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編③

まずは、ゴーヤチャンプルーを一口。


「おいしい」


それからこれはちょっと勇気がいったんだけど、ミミガーっていう豚耳の皮を食べてみた。


ピーナッツバターと味噌の味がした。


肝心の豚耳は・・・


軟骨のコリコリした感じが、とってもおいしかった。


龍矢も食べてるかな?


そっと、職員テーブルを覗いてみる。


そこには、他の先生方と楽しそうに食事をしてる龍矢の姿があった。


「美和、そろそろ戻らない?」


「えっ?」


一緒にご飯を食べてた子たちのお皿を見ると、すっかり空になってた。


「待って」


私は最後のデザートを口に入れた。


「幸せそうな顔して」