「はぁ~・・・」


誰もいない静かな丘で伊織は
ため息をついた


丘の上から見える景色の中から
星城学園をとらえるとやっぱりため息
が出る


貴斗たちにバレかけてる今

あの学園をでて別人となってまた入学



学園内でも本名を隠し自分を
偽らなければならないことを考えると
嫌でもため息がでる



「結構居心地よかったんだけどな」


空を見上げて悲しそうに言った





「だったらずっといればいいだろっ」



伊織は驚いて振り向いた



そこには・・・・・


「貴斗・・・」


「「俺たちもいるぞ!」」


「蓮・・・渚・・・」