俺はいつもの小道を渚と蓮と

歩いていた


ダンっ


突然 塀の向こうから音がしたと
思ったら


塀の上に女の子が立っていた


その姿が蒼天の青蘭に似ていて
思わず声に出した



「~青蘭?」


次の瞬間 


その女の子は走り出していた

何で逃げんの?


もしかして本当に青蘭だったの??

嘘だろ・・・・


「ちょっ待てよ!」


俺もあいつを追って走り出した