キミノタメノアイノウタ


……それは。

長い、長いラブレターのような。

……一編のラブソングだった。



灯吾が歌う。

風に、空気に大地に向かって歌っている。

私は祈った。

灯吾の歌が途切れないことを。

……これからも紡がれていくことを。

今日は灯吾の歌を抱いて眠ろう。

……灯吾が歌ってくれた、キミノタメノアイノウタを。


「灯吾」

「何だよ」

「私、灯吾が好き」

「俺もだよ」



【END】