「っつ…!!」 ふいに、歌声が途切れた。 目を開けると灯吾が苦しそうに胸を押さえていた。 「灯吾……?」 灯吾の顔は真っ青だった。 「歌ってっ…欲しいんだろ…っ…?」 そう言って微笑む灯吾の状態が尋常じゃないことくらい私にもわかった。 「灯吾!!」 私が叫んだ次の瞬間。 ……灯吾はその場に崩れ落ちて行った。