大好きな人




「俺はその100倍だし…」



なんて嬉しいこと言ってくれる晃が大好きだよ…






しばらく抱きしめられていたけれど、
いつの間にか私が押し倒されている状態に…。



「てかさ、
人通りの少ない屋上で寝てるなんて無防備すぎ。」



「…ッ!だって…ぽかぽかしてて…」


「お前は猫かっての…」




そう言いながら
ゆっくり近づいてくる唇。



私もゆっくり目を閉じた。




そして、
二人の間で甘いキスが交わされた。



私…こんなに幸せでいいのかなぁ…?






そんな事さえ思ってしまう。

私は幸福の絶頂期に来ていた。