「で?さっきの返事は?」 目をキラキラさせながら、こっちを見てきた。 可愛いやつめ… 憎めないのがいやだぁ… 「あっと…えっと…んーと…」 私が悩んでいたら、 晃が私の頭に手を乗せて、 髪をくしゃっとしてきた。 「返事、今日の帰り聞かせてもらう。 それまで整理しとけよ?」 「うん…」 気持ちって言われても… いきなりだし… 考えられないよ… とりあえず、 大親友の早紀に相談… 席を立とうとしたら キンコンカンコン――。 やっぱり、 お昼休みにしよ…。