「最初はかなりビックリしたけど、この子と話したいって思ったんだ」
「……権勢」
「最初は寂しさを紛らわしたいってのも正直あったけど。いつからかな、萌が彼女だったらって思うようになった」
「ぇ、ええっ!」
今、なんて?
「いつからか、屋上で萌を待ってるのが楽しくてさ。これって萌が好きって事でしょ?」
「……う、うん///」
「……萌。俺の彼女になってよ」
「ほんと?私でいいの?」
そう言うと王子はゆっくり私を抱き寄せた
「権勢?」
「好きだよ、萌」
「……私も////」
この日のお昼休みに真奈美と理沙子に質問攻めにあったことは言うまでもないよね(涙)
END


