なに……これ…… 「どしたの?琴?」 完全に足が止まってしまっている私の視線の先に友達が気付いた。 「え…あれ菊川先生じゃない?」 友達も相当驚いた顔をしている。 「あの女の人…もしかして…菊川先生の彼女!?」 私が今一番、聞きたくなかった言葉…… そうなの? 先生の彼女なの? 私は頭が真っ白になった……