「…ちょっと、ソコに座れや。コラ」 できるだけ静かに静かに…ひきつった笑顔で指を指した“ソコ”というのは地べただ。 「…え?」 宮城のきょとんとした顔… いつもの私ならキュンってなるところだけど、ごめんなさい。 今の私はキレてますよ〜。 か〜な〜り〜キレてますよ〜。 「そこに座れって言うとんねん!!」 「……はい」 素直に指定された床に正座する宮城と巻き添えを食らった青木先輩。