「好きじゃないですよ!!ただ、共通できる話しがあって話してると面白いんですよ!!」必死で説得させる私。 その焦りは、もっと怪しまれそうな程…。 「そうだよな!選手と選手が付き合うなんて事、有り得ないし許されないもんなっ!」坂口ケンタが笑ってた。 「そう…ですよ…」私は胸がズキズキ痛んだ。 (選手と選手は付き合えないもんね。 許されないもんね。 少し、考え直そう。記者達にばれたら大変だ!!) 「ちょっとお腹痛いんで、トイレ行ってきます」 そう言い、私は逃げて行った。