幼なじみ、と答えることにしている。それ以外の言葉でわたしたちの繋がりを言い表すことはしない。それは、先生と圭太郎君と交わした大事な約束。
「幼なじみねえ」
二人はまだニヤニヤしている。
「早紀も、こう見えて結構遣り手ね」
愛美の言葉に動揺して、手にしていたカップを落としそうになる。遣り手って何よ。
「男二人を手玉に取って」
「そんなことしてない」
酒井君はともかく、圭太郎君にうだつの上がらないわたしにそんなことは出来ない。
「少しでも僕に興味があると捉えて、それはそれで嬉しいよ。僕は」
わたしたちはゆっくりと振り返った。そこには、テーブルの上にコーヒーカップを置いて、モバイルパソコンに向かっている酒井君がいた。
「えっと、サカイクン…?」
愛美が恐る恐る尋ねると、結子とわたしと本人がそれぞれ頷いた。
「幼なじみねえ」
二人はまだニヤニヤしている。
「早紀も、こう見えて結構遣り手ね」
愛美の言葉に動揺して、手にしていたカップを落としそうになる。遣り手って何よ。
「男二人を手玉に取って」
「そんなことしてない」
酒井君はともかく、圭太郎君にうだつの上がらないわたしにそんなことは出来ない。
「少しでも僕に興味があると捉えて、それはそれで嬉しいよ。僕は」
わたしたちはゆっくりと振り返った。そこには、テーブルの上にコーヒーカップを置いて、モバイルパソコンに向かっている酒井君がいた。
「えっと、サカイクン…?」
愛美が恐る恐る尋ねると、結子とわたしと本人がそれぞれ頷いた。



