私は松下奈央、中学3年生の15才。



朝この着慣れた制服を着て、家をでた。



「奈央ーっ、おはよぉ!!」



後ろを振り向くと、菜月がいた。


名前は神崎菜月。菜月とは中学入ってからの



一番の友達であり、親友だ。



『あっ、おはよぉー!!』



それから菜月と一緒に学校へと向かった。



その途中菜月が、



「ねえー、奈央って好きな人いるの??」



『いないよ。あっ、でも…』



「でも何よ〜」



『気になる人わいるんだぁ。』


「えー!!!うそ〜!!誰誰!!???」



『まだ教えなぁーいっ』



「けちーっ。」



『ちゃんと好きになってから話すー!!!』



「ちゃんといってよ!!!笑」



『んで、菜月はいるの???』



菜月は少し顔が赤くなった。



『いるんだ〜、誰なの〜?』



「直輝くんなんだぁー。」



『安西くん??!!』



安西直輝くんとは、私たちと同じ学年で



ちょっとチャラい男の子。



『へぇ〜笑』



「変かなー??」



『いいんじゃない、私は応援するよっ』



「奈央〜ありがとぉっ!!!」



とても嬉しそうに菜月が笑う。


「「そーいや、遥と仲良いいよね…??」」



遥とは、私の幼なじみで、



私の気になる人。



一回聞いてみよう。



そうしている間に教室に着いた。