寒い夜だった。まだ学生の頃私は風俗嬢だった。
毎日ぽっかり開いた愛情の隙間を埋めるのがホスト達だった。
彼らは私を一番にしてくれる。どんなに痛客にも笑顔を見せる。


そこで私はアマに出会う。
彼は新米ホスト。ステージの袖で必死に先輩を見ている姿に惹かれた。
彼が私に着いたのはたった五分。
まだ接客に慣れていない彼は何故か可愛く見えた。