……

〈えー、まもなく
白鼎村ー白鼎村に着きます

お乗車ありがとうございました〉

―…………

…着いた。

この村か。


『やっぱ不気味過ぎて怖いよぉ』


言葉とは裏腹に聡の目はギラギラしていた。



『まぁ落ち着け

とりあえず、村人には出来るだけ接触するな』


『了解しました隊長!』




…あれ


山の奥に小さな子供?

こんな時間にか?



…やはりこの村なにかある。

気を抜いたらダメだ。



『とりあえず、祠を探そう』


『だな』