準備をしてあたしたちは
リムジンに乗って急いで会場に行っている
はあ‥‥‥‥
間に合うのかなあ
開始時刻は8時なのに‥
やっばいなあ――――
「ねえ咲帆?」
「‥‥ん?何??」
静は畏まってあたしに話し掛けてきた
「あのさ‥そのネックレスずっとつけてたの??」
そんなことか
もっと重大な話かと思っちゃったよ
「うん!クイーンになった時から!でもあんま広めちゃいけないみたいだったから言わなかっただけだよ?」
確かこのネックレスをもらった時に校長先生から言われたんだっけ
でも何なんだろう?
このいくつかの鍵は‥??
ただのモチーフかな??
「へえ〜そんなことがあったんだ」
静は自分に教えてもらえてなかったことがつまらなさそうだった
「でもその鍵なんなんだろうね?」
それはあたしも気になっていたことだった
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