急いで走っていたあたし達は
確認もせず曲がった
ガチャンッ
「わあっ!」
なにか割れる音と一緒に
あたしは思いっきりしりもちをついた
「いった〜‥‥‥静、大丈夫??」
イテテと呟きながら腰をさすりよろけながら立った
「う、うん‥咲帆はドレス汚れてない??」
見ると‥‥‥‥‥
あたしのドレスはワインでぐちゃぐちゃになっていた
「「嘘でしょー!!!!!!」」
静とあたしは半泣き状態
「「大丈夫!?怪我してない!?」」
その声と一緒にグイッと
引かれたあたしと静の腕
顔を上げると白い制服と黒い制服を着た美男子があたし達を心配そうに見ていた
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