「うるせえ」



「ふむむぅ!!」


大きな手に押さえつけられたあたしの口。


苦しい。

離せ!!










「……ぶはぁー」





5分くらい経ったんじゃない?って時にやっと口を離された。



「ど…どういうこと!?」



「だーから、……お前、センセの話聞いてた…?」





聞いてないっす。




「聞いてねえんだな…」



イェア。








はぁ~~~っ……



ムカつくような嫌味な溜息をついて、コイツは話し始めた。