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えーと…あたしのクラスは…
…2組でございますか。
んじゃ行くかなー。
のんびり歩くあたしに、話し声が聞こえてきた。
「わぁっ!宮森君!!2組だって!!」
「えーほんとー!?残念!!」
振り返るとクラス表を見てキャーキャー騒ぐ女の子たち。
宮森…?
誰よ?それ?
あぁそうか。あたし高等部からの入学だから何にも知らないんだ。
あの子たちは中等部からいるのかな…。
女の子たちの嬌声を背中で聞きながら階段を上る。
2組…2組…と。
着いた。
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