片想い×片想い

怖がるフリをしながら走っていると、




潤也と佳菜に追いついた。




だけど……




暑いなか、ぴったり寄り添って




怖がる佳菜を守る潤也。




まるで抱き合うかの様な2人。




もう、誰が見てもカップルにしか見えない。




おまけに、お互い楽しみながら肝試しを満喫してる様だった。



あたしは、そんな2人を見て



後頭部を金づちで思いっきり殴られた様な感覚に陥ってしまって




前に進む事が出来ず立ちすくんでしまった。





佳菜の邪魔をしようとしたバツなのか、



寄り添う2人が闇に消えてもまだ




あたしはその場から動けずにいた。