…美紗。
美紗…?
美紗が居ないとあたしは何にも出来ないただの子ども。
自分の弱さに今更気づかされて
どんどん黒いものが胸にたまっていく。
「さ、行こう」
大きな手で背中を押された。
手をつなぐのかと思ったけれど、
あたしの心を読んだかの行動。
「ごめん」
「なんで謝るの?
楽しまなきゃ損だからね?」
その後、いろんな生き物を見て回った。
サメも見た。
本当に珍しい生き物だって見た。
だけど、だけど
あたしの胸を埋める黒いものがあたしを支配している。
「輝くん…」
「ん?どしたの?」
変わらぬ笑顔を見せてくれて、ものすごい安心感に満たされたけれど
やはりどす黒いものがあたしを邪魔する。
「輝くん…あたしのこと、すき?」
なんでこんなこと聞いたのか分からない。
「すきだよ、決まってるじゃん」
「…じゃぁ、あたしと付き合おうよ」
美紗…?
美紗が居ないとあたしは何にも出来ないただの子ども。
自分の弱さに今更気づかされて
どんどん黒いものが胸にたまっていく。
「さ、行こう」
大きな手で背中を押された。
手をつなぐのかと思ったけれど、
あたしの心を読んだかの行動。
「ごめん」
「なんで謝るの?
楽しまなきゃ損だからね?」
その後、いろんな生き物を見て回った。
サメも見た。
本当に珍しい生き物だって見た。
だけど、だけど
あたしの胸を埋める黒いものがあたしを支配している。
「輝くん…」
「ん?どしたの?」
変わらぬ笑顔を見せてくれて、ものすごい安心感に満たされたけれど
やはりどす黒いものがあたしを邪魔する。
「輝くん…あたしのこと、すき?」
なんでこんなこと聞いたのか分からない。
「すきだよ、決まってるじゃん」
「…じゃぁ、あたしと付き合おうよ」

