バスなどを乗り継いで、美ら海水族館に到着。
その間に桐生くんとは全く言葉を交わさなかった。
何も、言えなかった。
「美紗ーっ早く早くっ!!」
いつもなら、桐生くんと回りたくてしかたがないあたしだけれど。
「まいか、ちょっあんた走ると転ぶーって言おうとしたら
見事に転んでくれてアリガトウ」
無駄にテンションが上がりすぎてすっ転んだ。
「痛いーっ!!!高校生にもなって転ぶとか…」
「ほら」
目の前に差し出された大きな手。
ドラマみたいな展開。
そっと手を乗せるとグイっと引っ張られて大きな体にすっぽり収まっる形になった。
「あぁああぁ、ありがと…」
桐生くんの胸に飛び込んで、嬉しさと、恥ずかしさ。
「大丈夫?俺のお姫様?」
…
…?
OHIMESAMA?
その間に桐生くんとは全く言葉を交わさなかった。
何も、言えなかった。
「美紗ーっ早く早くっ!!」
いつもなら、桐生くんと回りたくてしかたがないあたしだけれど。
「まいか、ちょっあんた走ると転ぶーって言おうとしたら
見事に転んでくれてアリガトウ」
無駄にテンションが上がりすぎてすっ転んだ。
「痛いーっ!!!高校生にもなって転ぶとか…」
「ほら」
目の前に差し出された大きな手。
ドラマみたいな展開。
そっと手を乗せるとグイっと引っ張られて大きな体にすっぽり収まっる形になった。
「あぁああぁ、ありがと…」
桐生くんの胸に飛び込んで、嬉しさと、恥ずかしさ。
「大丈夫?俺のお姫様?」
…
…?
OHIMESAMA?

